攻殻機動隊ARISEを観に行ってきましたー。

20:30からの上映だったので、仕事終わってからブラブラして、軽くご飯食べて。それでもまだ時間があったので、ヨドバシに行ってブラブラ。
えー、電器屋さんに行ったのが間違いで、気が付けば時間がなくなっててですね。
急いで映画館に行って、10分くらい前に着いて「はー、やれやれだぜ」と思ってモニタ確認したら、攻機は別館だったらしく。
案内に載ってる地図を見て確認しようとしたら、画面が切り替わりました。

わお☆

その場でしばらく待っても、さっきの画面に戻ってくれないので、慌ててスタッフさんに聞いて。
「エレベーターで1階に降りて、ファーストキッチンの場所は分かりますか？」と言われたんですが、ファーストキッチンってなに？状態で。
「エレベーターで降りて右と左どっち行ったらいいですか？」と訊ね返す始末。
えー、大阪生まれの大阪育ちで、すでに四半世紀以上住んでおりますが、大阪MAPはこの程度です。

したら、親切なスタッフのお兄さんが、「ぼく今から行くんで一緒に行きましょうか」とですね。なんていい子なんだ。
こんな出会い方したくなかった……とか洒落で思いながら、エレベータで1階に降りて、一緒に歩いてたら、

「攻殻機動隊ARISEを観に来られたんですか？」

とにこやかに聞かれました。オタクだとばれとる。
マジで他人とこんな出会い方はしたくなかった……orz

「あー、はい」って微妙な笑みを浮かべながら答えたら、「もう設定資料集とかのプレゼントがなくなってるんですよ。大丈夫ですか？」みたいなことを訊ねられまして。「あ、大丈夫です」と答えました。
いやいや設定集欲しかったら、初日に行きますよ。
本気で欲しいものなら、徹夜した後に朝一の電車乗って映画館の前に座って待つくらいのことをするくらいには、酷いオタクですから。
その昔、カウボーイビバップのセル画をもらいに行きました☆
しかも姉を引き連れて。酷い、酷すぎる。妹のする所業じゃない……orz

そんなこんなで、親切なお兄さんに目と鼻の先にある別館まで連れて行ってもらって、お礼を言ってですね。
ドリンク買って、お兄さん近くにいたんで、また簡単にお礼して。やっとこさ、着席ー。

映画観終わった帰りに、お姉さんが言ってた「ファーストキッチン」の前を通りました。
あー、あった。そういや昔友達と行ったことあったわ。
と、新たな地図を書き加えて帰宅。脳内地図を無事アップデートできました。とは言っても、また簡単に消えそうですが……街って知らないところだらけです。


で、長い前フリでしたが、以下感想。

……あんまし、いい感想は書いていません。そしてネタばれしてます。

■攻殻機動隊ARISE 感想■

さらっと毒を吐くと、S.A.Cの一話のほうが面白かったです。30分のストーリーのなかで簡潔に部隊の紹介も各々の役割も説明できていたと思うんですよね。

えーと、真綾の声はそれほど違和感はなかったです。少佐も少し幼い感じだから、そういう意味では田中さんだと合わなかったのかも。
思ってたよりも聞けたけど、全員違うからか作品としてなんか違う感じが拭えなかったです。
やっぱ目だけでじゃなく、耳でも観てるんだなー、と思いました。

話はミステリー調で、記憶の話とか面白くないわけじゃないけど、少佐がウイルス感染してですね。
若いとはいえども、あの少佐が感染する前にウイルスに気付かないってどうなんだろ……

それに9課創設前って言っても、少佐に下を従わせるカリスマ性が垣間見えない。
上官だった中佐が殺されて、その事件を追って軍の倉庫探りに行って、そこでトグサと鉢合わせして。トグサから殺害される直前に中佐を尾行していた二人組の写真見せられて、事件の一端が見えてきたと思ったところで、バトーに襲われて。
物陰から出てきた真犯人らしき二人組と少女型自走地雷に襲われたときも、ちょっとは9課の片鱗を示すようなチームワークが見えたら良かったのになかったし。
あとトグサさんフェンス乗り越えるの遅いし、「早く登れ」って言われてるのになんでちっとも登ってないんだ。これがトグサクオリティか。
そして、てけてけな自走地雷たちも取り囲んでおきながらなんで待ってるんだ。

あそこで自走地雷がそのまま襲い掛かってきて、三人でチームワークを見せながらも、数に圧されて窮地に陥って。そこをパズが助けに来たほうが各々の見せ場があっていいと思うんですが、なんか切迫感がない。
少佐が二人に指示出して三人で共闘しながら、自走地雷をハックするとかあったら格好良かったと思うんだ。

あ、でも倉庫で襲ってくるバトーの視界をハックしながらの戦闘は良かったです。

そういや、冒頭のシーンで自走地雷の子が攻撃してきたとき、他の課員が次々にのされていくのに、課長が攻撃を防いでですね。
かちょー！！！
ってなりました。あれ、そんなキャラだったっけ？？

そして、サイボーグのデザインが変。教官なんでマント着てるの？
ロボコマの光学迷彩を見て驚いてたくらいだから違うと思うんですが……あれが光学迷彩ならありでしょうが、あんなマント着て街中歩いたら目立ちますよ。

あと、歩き方も気になります。
軍の上層部と面談を終えた後の課長の会話シーンとか、歩行の動きがスムーズじゃなくってなんか変。少佐の歩き方がハイヒールに慣れない子みたいで、観てて気になる。

それと細かいことを言うと、少佐の軍服のスカートはもっと長いほうがよかったなー。
若さを出してるのかもしれないけど、なんか違和感がある。
公務員の制服だし、攻殻の世界観でいうと合わないというか。普段は露出した服とか平気で着るけど（そして色気がない）、制服はカチッと着てるのが好きなんです。

取り合えずは4話あるうちの1話目なんで、今後面白くなることに期待します。