最近ずっと本が読めていなかった反動か、今週末はまた本を読んでいました。
買った本は銀英伝の8～10巻と『ライ麦畑でつかまえて』と『新・ドラキュラ　不死者　上・下』

水曜日に途中になってた『銀河英雄伝説』を買ったんですが、目次に「魔術師、還らず」の文字見たとたんに、本を閉じました……。

無理。マジで無理……。
あの文字見た瞬間にアニメのワンシーンが頭に浮かんできてですね。ヤンが薄暗い廊下をひとりで歩いてるところなんですが……本当に読む気がなくなって。
もう、一種のトラウマです。

で、なんか攻機の映画のニュースとかみて、久々に読みたくなったので金曜日に『ライ麦畑でつかまえて』とちょっと気になったので『新・ドラキュラ　不死者』を買いました。
『テンペスト』も買おうと思ったけど、それはなかったです。

『ライ麦～』は攻殻機動隊のS.A.C.で出てくるんですよ。最初に読んだのは中学生のときで、今まで何度か読んではいるんですが、読むたびに息苦しくなる。
その日は親から夕飯ひとりで食べといてと言われてて、マクドのポテトが食べたくて、マクドに寄って読んでたんですが、妹との会話のところで泣きはじめて……。いや主人公も泣くんですが、それよりも先に私が泣いてですね。
マクドで読むべきじゃなかった、と後悔しました。

『新・ドラキュラ』はドラキュラ著者の子孫が書いたとか、公式新作とか帯に書かれてて。こういうのんはイマイチなんだろうなと思いながらも、「ドラキュラ」やら「切り裂きジャック」やら「エリザベート・バートリー」の文字で手に取りました。
結果、イマイチでした。
文章自体は悪くなくって、映画化を踏まえているからか場面場面が頭の中に浮かんでくるんですが、たぶん主人公が好きになれないのが一番駄目なんだろう。
そして、原作好きな人は途中で本投げたくなるんじゃないだろうか……原作のその後の話なんですが、ドラキュラを倒したキャラ達の扱いが酷かったです。
買ったけど、これどうしよう…二度読みはなさそうなんですが。ヴァンパイア好きの瀬瑠さんに押し付けてみようか。でも、あそこ弟がもう読んでそうだしなー。

なんか面白い本はないだろうか…あと、こう私の文章が巧くなるような本とか。