ご来訪、拍手ありがとうございます。

銀河の歴史が塗り替えられたショックから、一夜が明けました。
昨日は原稿するにも、思考が惑星オーディンの方へ行ってしまって集中できずに、徹夜はせずに寝ました。
寝たら、ちょっと冷静に考えれるようになりました。
つか、昨日の感想ですが、長すぎて気持ち悪いですね。

とか言いつつ、よもやの『感想その２』という。
すみません、自分でも執着心が強すぎて気持ち悪いとは思ってます。でも、我慢が出来ない。そしてしない。

■銀英伝＠タカラヅカ感想　その２■

衣装とかビジュアルとかは改めて考えても良かったと思います。
とくに同盟の衣装は凄いカッコよく思えました。アニメがもの凄いシンプルなんで。
ラインハルトの歌がちょっとあれでしたが、マント捌きは綺麗だったんじゃないだろうか。
娘の子も途中、音程が外れた？ってとこがありましたが、もともと歌いにくい歌だったのかな、とも思わなくないし。
トリューニヒトのシーンはああいうノリ結構好きです。トリューニヒトぽいし、ジェシカとの歌での遣り合いも良かったです。

ストーリーは、ルビンスキーとドミニクさんがところどころ解説を入れたから、原作知らない人でも多少は理解しやすかったのかな。
いや、でもあれ原作知らないと判らないような……つか、まず登場人物が多いし、名前が覚えれませんよね。

宝塚のあの短い時間で、銀英伝の２巻までやらないといけないのは、脚本を書く上で厳しいものがあったとは思います。
色々入れたいところがあったから、急ぎ足で話が進んで、ストーリーの時間軸がずれて、ってのも仕方がないのかも知れませんね。
トップのお披露目公演で娘役が後半にほんの端役ほどしか出ずに、しかも恋愛色もないというのは、娘の子がかわいそうだとは思います。（まあ、今までにそういう退団公演もありましたけど）

そんなこんなで……

ヒルデのあのキャラ変更は、致し方ないとしよう。うん、宝塚だ。
提督が強かったのは、憂国騎士団が奇跡的に弱かったことにしよう。
オーベルシュタインが変態くさいのも、舞台じゃ仕方ない。
ラインハルトとオーベルシュタインがチェスするなんてことも、外伝の外伝の外伝とかならひょっとしたらあったかもしれない。
フレデリカもキルヒアイスを見て「イケメン☆」とかポロッと言うかもしれないね。
キルヒアイスとヤンが「初めて会った気がしない～」だとか、なんのフラグだって言うような歌を歌っていても、原作でも確かにヤンが「味方よりも敵将に好感を持つなんて…」みたいなこと言ってたなということで、納得しないこともない。
オフレッサー上級大将が魔法少女かよというような光るトマホークを持って闘って、たかだか数人掛かりの相手に負けちゃっても、話早く進めないと駄目ですよね、と頷くことも出来ますよ。

だが、

ヴェスターラントは無理です。

あれ、やっぱアカンて。
オーベルシュタインは確かに工作員を貴族陣営に送り込んだけど、あの人がやったのは、敵陣営の情報収集だとか、アンスバッハが「銀河帝国も終わりだ」ってことを言ってたのを告げ口して牢獄に入れたりだけですって。
ホロコーストをさせたりとかしてないんですって。
机をバンバン叩く手が止まらん。本当に今から脚本を書き直してくれませんか……。

あと、他の方の感想とか読んでみたんですが、皆さんおおむね好意的な感想が多くてですね。
え、私原作への思い入れが強すぎましたか？？
ってなったんですが。あれ、おかしいな。
なんだろう、期待しすぎたんだろうか。いや、一応は二次創作を観るつもりで行ったんですよ。でも一晩寝て、冷静に考えて、やっぱりヴェスターラントの虐殺に至る件が許せないんですが。どうしたらいいんでしょうか。

そういや、レビューの衣装で、鋼の軍部の衣装みたいなのがあって、「ジャンル違いますよ」とネタ的に笑えました。

続けざまに日記が銀英伝ネタで、しかも長いという……。